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2007年10月29日 (月)

ふとん屋クガが低反発枕を売らない5つの理由

「低反発枕ってありますか?」

こういうご質問をお客さんからよく受けます。低反発枕と言えば、今では著名な芸能人やスポーツ選手も使っているという話もチラホラ聞くほど、一般家庭に浸透しています。

たしかに、低反発素材でつくられた枕は独特のやわらかさ、頭を乗せたときのフィット感はすごく心地良いいですね。しかし、実際うちのお客さんにお聞きする中でも、以前低反発枕を買ってみたけど、具合が良くなかったから使っていないという方が実に多いんです・・・。

だから、うちでは一切、低反発枕は扱っていません。せっかく買っていただいてもご満足いただけるという自信がないからです。それはどうしてでしょうか。

ふとん屋クガが低反発枕を売らない5つの理由

1.汗がこもってしまう。

2.高さ調節ができない。

3.温度によって寝心地が変化してしまう。

4.耐久性に疑問を感じる。

5.洗えない。

えっと、順を追ってご説明しますね・・・

1.汗がこもってしまう。

ウレタンフォーム素材でできた低反発枕は綿の8分の1しか汗を吸い取りません。冬場はまだいいのですが、夏場は汗で枕がムレて寝苦しくなってしまうのでおすすめできません。

2.高さ調節ができない。

枕の高さは個人の体型や敷ふとんの硬さなどによって変化します。せいぜい3段階位しか高さの種類がない枕で対応しようとすると、どうしても枕に人が合わせて寝なくてはならない…これでは満足する方が少ないのは当たり前です。

3.温度によって寝心地が変化してしまう。

低反発枕は気温の低いときは素材が硬くなり、高いときにはやわらかくなる性質があります。硬さが変わってしまうと寝心地はもちろん、高さまで変化してしまいます。つまり、困ったことに季節によって寝心地が異なってしまうのです。

4.耐久性に疑問がある。

低反発枕の素材は空気中の水分や紫外線などの作用を受けて劣化していきます(一説には2~5年が寿命と言われています)。以前、得意先のおふとん屋さんに、カステラのようにボロボロになって崩れてくる低反発枕を見せてもらったことがあります。

6.洗えない。

人間の頭部はとっても汗っかき。枕が洗えないのはちょっと…具合が悪いですね。

ごめんなさい… 以上、5つの理由で低反発枕は当店では取り扱っていません。でも、お客さんのことを考えれば、「売れる」商品であってもあえて「売らない」という決断をしなくてはならないことがあると、ふとん屋クガでは考えているのです。

実はここに挙げた5つの理由の他にもここでは書けない低反発枕に関するちょっと怖い話もあるのですが……それはちょっとこの場で書くと語弊がありそうなので…どうしてもお知りになりたいという方、こっそりお教えしますのでどうぞ直接おたずね下さいね。^^

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コメント

高村さんこんにちは。本日DM頂戴いたしました。毎回楽しみにしております。
>実はここに挙げた5つの理由の他にもここでは書けない低反発枕に関するちょっと怖い話もあるのですが……

これってなんなんでしょう???
聞きたい様な怖いような・・・

ちなみに低反発枕は支える力が弱い気がして余り好きではありません。
そばがらも鼻炎なので、敬遠しがち。
当たりの柔らかいマルコビーンズが好みです。
洗えるし、、、といいつつ、1年に1度洗うかどうか(^^;;;)

投稿: しげ | 2007年12月 9日 (日) 00時07分

しげさんコメントありがとうございます。

あまり公けにできないのは、低反発でつくられた全商品がそうであるかどうかを検証しているわけではない、というのがその理由で、そのへんのことを踏まえてお聞き下さいね。

ことの発端は、某大学のさる先生の「低反発枕は有害なガスが出ている」という発言を聞いたことに端を発しました。

その先生は睡眠に関してもかなり研究をされている方で、その先生の言葉だけでも十分に信憑性を感じていたのですが、たまたまそういう話しを知り合いの方にお話ししたら、一度、化学的に実験検証をしてみるという話しになり、さる機関にガスクロマト質量分析検査という、枕からどれくらいの揮発性の成分が発生しているかを試験をしてもらったのです。

試験をしたのは2種類の中国製の枕と、1種類の国産の低反発枕。すると、その先生の言葉通り、さまざまな揮発性の化学物質が枕から微量に放出されているという結果が出てきました。中には、トルエンやキシレン、ジクロロベンゼンという国が有害な化学物質として指定している成分が、基準値を大きく上回って出ているものまでありました。

今出ている低反発枕が全部が全部そうなのかどうかはわかりませんが、同じ製法でつくあられている以上は、その可能性は十分あるかと思います。

昨今は、化学物質過敏症やシックハウス症候群など、化学物質にアレルギー症状を引き起こす人も増えている様です。このような理由からも、うちでは低反発枕をおすすめしていないというか、おすすめできないというのが正直なところです。

投稿: JT | 2007年12月 9日 (日) 16時28分

なんと!ガスクロマトグラフィーで結果が出たのなら確かでしょうね。恐ろしい・・・寝ている間に身体が蝕まれていくなんて・・・。
少しでも安全な製品を求めようとしていますが、こんな身近にそんな危険を含む可能性がある商品が出回っているなんて。無知とは罪ですね。

投稿: しげ | 2007年12月10日 (月) 18時20分

電気毛布使用における電磁波漏洩の問題でもそうですが、寝具の場合は、無防備な状態で生体に密着して長時間さらされるものですから、本当はもっともっと気を使わなくてはならないものなんですけどね・・・

こういう話しをしても、僕の知り合いでも今だに平気で低反発の枕や敷ふとんを使っている人、、います。

残念ながら、人間て目に見えて体に害が表れ出てこないと、なかなか腰を動かさないものなんですね・・・

投稿: JT | 2007年12月10日 (月) 21時49分

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